『自分が変われば世界が変わる』 ~幸せの作り方〜

札幌の潜在意識ナビゲーター。全ての答えは自分の中にある。だから、本当の自分と繋がると人生はスムーズに動き出す。自分らしく生きるための私の思いを語ります♡

「聞く」ということ

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こんにちは、Touria(トゥーリア)です。

 

「聞く」と「聴く」。

今日は「聞く」=質問をする を『仕事・職場』の側面から話したいなぁ、と思います。

 

人生を生きるって、人との関わりをなくしては成り立たないよなぁ、と私は思います。

自分を振り返って、仕事が出来ないって悩んでいた20代の頃…私は人に聞く、頼ることが出来ていなかった。それは甘えだと思っていたのと、仕事って自分の力でやらなければ評価されないと思っていた。自分は頑張っているのに、周囲の人が協力してくれない!と人のせいにして逃げていた。

 

 でも、今ならわかる。

私は人を信じていなかった。何より、自分を信じていなかった。

私は一人だと思っていた。…これはとても傲慢な思いでした。

 

人に聞く、頼るってことは甘えではなくて、1つの強さであって能力でもあると思う。

だってそれは、自分がわからない・出来ないことを自身で受け止め、それをカミングアウトするわけだからね。わからない・出来ないこと=弱点と捉えて隠したいと思うけど、その克服の為に人に聞く・オープンにするという行為は勇気だよね。それと「やるぞ!」という強い意志だからもうそれは弱点ではなくなる。

 

初めてのことを出来るようにする。その積み重ねが仕事が出来るようになる道。

職場は仕事に必要なコミュニケーションの場なので、専門用語もあるだろうし、知らないしきたりや仕事の手順や流れがある。そして仕事とは「出来るようになってもらわなければ困る」というのが大前提です。だから、あらゆる知恵を絞り行動することを期待されています。

 

人ってまず、知ることから始まります。知識を得る。でも、知識だけ持っていても現実社会でそれを使えなければ残念ッ!!

 知識を行動に移し体験することで、やっとそれは『経験』となり「知恵」に変えることが出来る。「知恵」は応用力を生む原動力になるから、凄く大切。

 

会社は生き物です。同じ繰り返しはないのです。なぜならば、一人一人が行動を重ねていく毎日の中でその経験値があらゆるところに生かされて行くから、気づかないけれど成長しています。人の数だけ考え方があり、やり方があり、結果があります。

 

仕事が出来ない、数字が伸びない、顧客が増やせないなどの悩みを別の角度から見ると

「今までのやり方が通用しなくなった」ということかもしれない。

 知らなかった別のアプローチが必要だということ。

 

でも、従来の経験値では答えが出ず、堂々巡り。時間切れで失態。

なぜなら、仕事は時間管理。相手のあることだから納期厳守が最重要事項。

 

決められた期間までに、出来るようになる。仕上げる。

そのために、自分の知識と知恵の限界を感じたら、経験者・先輩に「聞く」。

この場合の先輩とは社内限定でもないし年長者とは限らない。自分が「聞きたい!」と思う人でいいと思う。

 

安心して下さい。聞かれた相手は「答えは教えない」から。

「ヒント」をくれるだけ。

 

なぜならば、その相手は、あなたに自分の力で出来るようになって欲しいから。

経験者は知っています。「その人のやり方が一番の答え」。だから自分の考えを押し付けないのです。さらに、あなたに「自分で出来た!」という達成感を味わいモチベーションにして欲しいから。

 

『聞かれても答えは教えず考え方のヒントを与える』。これ基本。

 

若かった私は、聞いたら答えを教えてもらえると勝手に妄想していたので「聞いちゃダメ!それってズル!」って思っていました。おめでたいですよね。そんなに甘くはないですよね〜。うん。答えを教えてもらえないから、甘くはない。でも、嬉しかった。自分で考えてやらせてもらえるってキツいけど、嬉しい。それは、自分を信頼してくれている先輩の心がわかるから。

 

「先輩、教えて下さい」って聞くことは、自分が出来が悪い、ということを露呈させることになるからヤバいと思ってた。でも、出来ないままの自分の情けなさの方が勝った時に「背に腹は代えられない!」と思ったかな。

 

あきれられて、怒られるのかと思った。でも、先輩達の反応は穏やかで淡々としていた。「いつ聞きにくるのかと思っていたよ」といってくれた人もいた。

「自分もここは苦労したからね」とか。「自分もこうやって先輩に教えてもらったよ」って。「お前バカだなぁ〜」って口の悪い人もいるけど、そう言うときは笑っていて、根気よく出来るまで見守ってくれた。

 

そこから先輩達との距離が縮まった。心配して見守ってくれているのを感じたし、本気で怒られたし、本気で自分の主張もした。本気で自分の仕事に向き合えるようになった。一人じゃないって思った。嬉しかった。本気の本音トークが出来る場所って大切だなぁ、と思った。

 

「聞く」という質問をする力は自分にたくさんのギフトをくれた。

仕事が出来るようになった。質問を通して知らない世界の知識やたくさんの知り合いも増えた。何よりかけがえのない『仲間』があちこちにたくさん出来た。それは今の私の財産です。

 

聞くってわからないことを質問すること。

その質問に対しての話しは、しっかりと聴くこと。

 

最初の一歩は怖いかもしれない。年を取れば取るほど聞けなくなる傾向が強くなるし、

若ければ若いほど、人慣れしていないから聞けない。

 

でも、自分の心に素直になればいくつになってもコミュニケーションは広がります。

 

仕事をベースに話したけれど、たくさんの初めてが人生にはあると思う

「親になる」ということも初めて経験。

「結婚」も初めて経験。離婚も就職も転職も恋愛も失恋も…いろんな初めてが人生にはたくさんある。わからなくて出来なくて不安だらけで当然。もちろん、聞きづらいこともあると思う。でも、聞くことでホッとする自分が居るはず。

 

あなたの周囲をよく見回してください。

あなたからの声を待っていてくれている人がいるはずです。

聞くことから会話が生まれ楽になれる。そんな解放感も試してくださいね♪

 

by Touria