1990年代を振り返ってみる…やまちゃんの目線から。
みなさん、こんにちは!メンタルトレーナーのやまやです。
一応昨日の続きとして、やまちゃんの振り返りです♬
………
私の20代はいつかの時代の変り目とともにあった。
バブル崩壊は1991年といわれているが、
私達がそれを肌で実感し始めたのは1993年とも1996年とも言われている。
その1991年新卒組の私には、社会人とは華やかで楽しいものだった。
世間においても経済活動にはまだ深刻な影響はなく、社員旅行は海外。お土産はエルメス。ばらまき土産はシャネルの口紅。
私達新人留守番部隊はその高価なお土産を当たり前だと思っていた。
飲みに行けば、飲み代から帰りのタクシー代まで自腹を切ったことがない。
友人なんて入社した年の夏のボーナスで100万円支給されていた。
仕事あがりは、合コンかディスコか職場の飲み会要員として駆り出されたり、友人達と面白おかしく過ごしていた。
これだけ遊んでいるわけだから、仕事のキツさや不平不満も解消されていた。
今思えばバブルの最後の泡を私は遠くから眺めていた20代前半だった。
ホテルへの転職後もまだ世の中は浮かれていた。
その証拠に、メインダイニングでは高級ワインの「ロマネコンティ」が一晩に何本も空いたり
クリスマス翌日のホテルフロントでは、チェックアウトは男性の長蛇の列。
待っている女性は皆「ティファニー」の紙袋を嬉しそうに持っていた。
社会現象とまで言われていた。
1993年くらいまで世の中には色んな意味で余裕があった。
企業もお金と時間があるのでじっくりと新人を育て、
各階層別の研修もしっかりと展開していた。
福利厚生も充実し、社内の空気もとてもよかった。
ぼんやりとそのぬるま湯に浸かっていた私だが
バブルの泡が弾け日本中が厳しい現実に突き落とされる直前に
個人成果主義、足を引っ張り潰し遭う、という、まるで来る時代の先取りを
イジメのような洗礼で受けていたことで肝が据わった。
ある日いきなりバブル崩壊の第一波がやってきた。
それは『リストラクチャリング』
通称リストラ。
外資故にこの流れは短期間に情け容赦なく徹底的に始まった。
あまりの冷酷さに若かった私は心の底から恐怖を感じた。
………
人は自分が生きた時代の影響を深く受けるものです。
1990年代を20代30代で過ごした人はあの時の社会や企業の姿を見、明日は我が身と死にものぐるいで毎日を全力疾走してきた。
新卒入社・就職のチャンスを奪われた人が沢山いる。
そして当時を40代50代で過ごした人は今までの会社への忠義を無にされ無念な流れに乗せられた方が少なくない。
苦渋の決断を迫られ辛い思いをした人も沢山居る。
バブルのツケは大きい。
当時子供だった世代はそんな非情で混乱した社会の中で生きていく親や大人の背中を見て何かを感じながら育ち、今、社会人になっている。
私は思う。
この時代に生きていた全ての人が受けたであろう心の傷を癒すことが
きっと次の時代の希望の光になるのではないかと。
本当に、ほんとうに、ホントウに
みんなそれぞれ頑張ってきた。
不安は尽きないかもしれないけど
不安に身を任せすぎると
今ある幸せに気づけない。
「そうそう!」ってこのブログを読んで何かを思い出し
何かを吐き出せたら
きっと何かを手放せるかもしれない。
きっとそれが優しさを生んでいく。
安心も安定も自分で創り出せるものだけど、
そこに仲間が加わればこんな心強いものはない。
そんな思いのやまちゃんでした。
………
今日も最後まで読んでくれてありがとう!
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