郷に入れば郷に従え…やまちゃん品川でぶち切れるの巻

こんにちは！メンタルトレーナーのやまやです。

「郷に入れば郷に従え」

その土地やその環境に入ったのならば、そこでの習慣ややり方に従いましょう

ってな意味ですよね。

私自身そう心がけていますが

人それぞれなので、基本相手に対しては多様性を尊重しています…が、

過去に一度、あまりの展開に

「ここは日本じゃッ！」

と本気でぶち切れたことがあります（笑）

…… 

シャルルとは札幌で知り合った人懐っこくて日本大好きなフランス人。

「りゅちぇる」みたいな空気感で、男女ともに「オトモダチィ♬」って感じの男性。

ある時、私の出張ついでにちょうど東京に来ていたシャルルとランチの約束。

品川の改札を出ようとしたらシャルルが駅員さんに止められた。

彼は旅行者用の定期券みたいなものを使っていたんだけど、

何事かと聞いてみたら

「期限切れの定期券を使用し、

故意に日付の部分を指で隠して使用した」

ということ。

能天気なシャルルだから

ウッカリしてたんでしょう？と思いフォローすると

…彼は確信犯だった。

悪びれもなく

「期限切れていたから隠したけど、

有効な定期券は宿にあるから

ボクは悪くない！」

えっ？それどういう理論？？？

ちょっと混乱した私は再度確認するが、

「ボクは悪くない！

それにフランスじゃぁ

謝らないのが当たり前！」

申し訳ないって気持ちがなくて

開き直っているもんだから、

『悪質』とみなされて

品川の警察（派出所）に連れてかれた。

そりゃそーだ。

警察に行っても

わけのわからん正当化。

聞いてるうちに、アタシ

ふざけんなッ！と怒り爆発（笑）

「ちょっといーかげんにしなッ！

ここフランスじゃないからッ！

日本では謝るんだよ！

あんた自分が間違ったこと認めてじゃん。

そこ謝るんだよ！」

って。

さっきまで険しかった警察官が

私の剣幕に驚いて「まぁまぁ…」って（笑）

結局、有効な定期券が確認出来たら

厳重注意で許してくれるということで

シャルルは高輪警察署に身柄を移され、

私が、しょーーがない、取りに行ってやったよ。

見知らぬ東京の街で宿探して、

民宿のおばちゃんに手伝ってもらって

探し出した定期もって、警察署へ行ったよ。

「なんだって、彼氏でもない男のためにここまでやってんだよ、あたしゃ」とバスの中で思ったよ。

定期を得たシャルルは鬼の首を取ったかのように

「ほら！ボクは間違ってない」と始まった。

アタシ、カッチーン（怒）！

「郷に入れば郷に従えだ！

あんたが迷惑かけた人に謝んなきゃ、

アタシは許さない！」

 吠えたね。

結局謝り慣れてないんだろうね。

国民性なのか個人の問題なのか知らないけどさぁ、

こっちから見たらただの「言い訳」。

ま、でも彼にはそれが最大級の謝罪なのでしょう。

 ………

品川の改札を通ると能天気シャルルを思い出す。

彼は今ドコでなにをやっているのかなぁ〜？？？

………

今日も最後まで読んでくれてありがとう！

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