想い出の『遅刻の言い訳』
こんにちは!メンタルトレーナーの山屋です。
札幌は雪祭りの真っただ中。
観光客で溢れかえっています。
今日は経営の勉強会があり
ごった返す駅の人混みを抜け
会場に向いました。
「あっ!信号が変わる〜ッ!」と爆走!
…足下は氷でツルツル。
ヒヤヒヤしながら、トタトタトタァ〜ッと渡りきりました!
走りながらフトある学生を思い出した。
あれは専門学校で初めて担任を受け持った年。
その日は合同授業で70人くらいの生徒が教室にいた。
授業開始から30分。
一人の男子学生がフラァ〜っと教室に入って来た。
そのまま席に着こうとするから
「ちょっと待ちなさい!遅刻の理由は何?」と聞いた。
そうしたら、彼は悪戯っ子特有の得意満面の笑みで、
『いやぁ~ビックリだけどさ、駅前の信号渡ってたら目の前でばぁさんが転んでよ、俺、おんぶしてばぁさん家まで送ってきたんだ!』って。
…いやいや嘘でしょぅ。自分、笑ってるし…
あまりの言い訳に私は
「なんだそれ~ッ!」って言っちゃって、
「ぶははっ!」と堪えきれずに吹き出した。
クラスのみんなは固唾を飲んで、私と彼のやり取りを見ていた。
多分ね、私が「ふざけるな!」って怒るだろうって、ちょっと冷めた目で見てたんじゃないかな。
だから、私の一言で
クラス全体も遠慮なくドッと湧いた。
まだ18歳の子供に目くじら立てても仕方がない。
私も肩肘張っても仕方がない。
やるときは徹底的にやらなきゃなんないけど、
緩急が大切だと思っている。
さてさて、この子達に社会のルールを
この事例から教えなければならない。
「こんなにわかりやすい嘘を堂々と言った根性は認める。
まぁ、面白かった。でもね、普通じゃあり得ない。
遅刻に正当な理由があれば伝える。
なければ、言い訳は言わない。
遅刻は遅刻。次からは対応違うからね」と。
これは彼とクラス全体へのメッセージ。
まぁ、学生相手だから、イタチごっこは想定内だけど、
彼はなかなかのチャレンジャーですぐまた遅刻し
今度は 『ばぁさん倒れて動かねぇ~から病院に』ってストーリー。
…「それもう通用しないって言ったよね。」から、
ひとしきり説教した後、
「しかも、今日のは面白くなかったわ」と落として解放した。
あの仕事を通じて教えてもらった。
子供達って本能的にわかっているんだ、ということ。
今回で言うと、
〈先生は1回目は頭ごなしに怒らず、
自分達に寄ってくれた。なのにそれをもう一回引っ張るのは「ないわぁ〜(笑」〉って。
学生同士のコミュニケーション見てたら彼らの思いが伝わって来る。
「あぁ、私の想い、伝わっているんだ」って感じる瞬間ジワァ~ンと胸が暖かくなる。
あの学年ももう…30代半ばかなぁ。
みんな元気でやってる?
思い出し笑いでhappyな一日でした!
金曜ですね!
今週もみなさん、お疲れさまでした♬
最後まで読んでくれてありがとう!
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